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【新規導入】特集

2019.11.07

解決!ナブコ

そのバリアフリートイレのドア、
本当の意味で「誰でも」使えるドアですか?

あなたは、バリアフリートイレを使用したことがありますか?
バリアフリートイレとは、身体的なハンディキャップを持っている方や日本語表記に不慣れな外国の方、その他にも乳幼児を連れてる方やオストメイトの方など、幅広い方の利用を目的に設営され、日本では、施設基準による義務化やバリアフリー強化の流れを受け、今後も増えていくことが見込まれています。

バリアフリートイレの特長といえば、広いスペースや手すり、汚物流し台や、おむつ交換台など、内部スペースの充実に目を向けがちですが、実際に使ってみると『入口のドアの開け閉め&施錠の仕組み』が一番「誰でも」使うものだと気がつくと思います。

中でも自動ドア化されたバリアフリートイレでは、その機能や仕組みをよく知らず、困ってしまったり恥ずかしい経験をした方がいらっしゃるのも事実です。以前にも増してその需要が増えている今、「誰にでも」「使いやすく」「分かりやすい」を目指した、さらなる対応が求められています。

使う人みんなにとって快適な、
バリアフリートイレの自動ドアを導入しませんか?

  • 操作方法が分からない(次の操作が分からない)。
  • ボタンを上手く押せない、堅くて押しづらい・・・。
  • 色覚障害でボタンの認識が難しい・・・。
  • 施錠されているか不安・・・。
  • はじめて使用する方、外国の方にも分かるか不安・・・。
そのお悩み、ユニバーサルデザインの
「HDS-4iα」にお任せください!

※写真のバリアフリートイレはTOTO株式会社の取り扱い製品「レスト/ルームアイテム01」です。詳細はこちらでご確認頂けます。

 「分かりやすさ」×「使いやすさ」の追求し、従来のデザインを一新

ナブコでは、車いすトイレの多機能化に伴い、安全性向上とともに様々な見直しを図るべく、利用者の本音の声を知ることからスタートしました。

同じ色に見える?!緑と赤の開閉ボタン

開閉ボタンを分かりやすく緑色と赤色で示していた従来のバリアフリートイレ用自動ドア。多くの人にとって明瞭と思われたこの色設定。
実は、色覚に障がいのある方には同じような色に見えることがあり、その中に書かれている文字も認識しづらく感じていることが判明。
また、押しやすさのために大きくした押ボタンスイッチも、体力的にハンディキャップがある方や手の甲やひじなどを使って押す方にとっては、ボタンを押すこと自体が容易ではなく、よりわずかな操作力で確実にボタンが押せるような配慮が必要なことも分かりました。

ミニコラム

バリアフリートイレ用自動ドアの安全性

2012年より施行された「多機能トイレ用自動ドア安全ガイドライン」により、バリアフリートイレの自動ドアにはさまざまな面からの安全性対策が求められています。
当社が提供する商品は、利用者の安全性確保に重要な『挟まれ防止対策・衝突防止対策』について、①補助センサーの設置、②開閉の速度、③衝突時のドア動作制限、④指挟みおよび引き込まれ防止、⑤ドア手動解放力の制限* をはじめ基準にそった製品提供に努めています。
*停電時に室内から脱出が容易となるように、手動開放力は50N以下と設定されています。

「誰にでも分かりやすく!」「使い方に迷わない!」を追求!HDS-4iαの特徴

バリアフリートイレ自動ドア用の押しボタンスイッチ「HDS-4iα」は、リサーチしたさまざまな利用者の要望に対応すべく、開発当初より専門家に監修・協力・アドバイスを受けながら多方面からユニバーサルデザインを検証し、製品化されました。

次の操作を光と音声でアシスト!タッチ音で操作感も向上

操作方法をよく知らない方が利用しても、困ることがないような配慮も強化されました。
外の「開」ボタンを押すとボタンが点灯しドアが開きます。続いてトイレ内に移動すると内部では「閉」ボタンが点滅してボタンを押すことを促します。
さらに音声でも「中の閉じるボタンを押してください」と案内することで、一連の動作を分かりやすくアシストします。このとき、外部では「使用中」の表示、内部では「施錠中」の表示が点灯するので、利用者や入室しようとする人に、より分かりやすくなりました。仮に使用中点灯時に外の「開」ボタンを押されたとしても、「使用中です」と音声が流れ、動作状況を分かりやすく伝えてくれます。

さらに、ボタンを軽く押せるようにしたことで「押した感」が無くなることがない様に「ピッ!」という操作音も設定しました。未使用時には、一定時間ごとに「こちらは多機能トイレです」といった、バリアフリートイレの存在をお知らせする音声設定も行えます。

※音声案内は、オプション機能として多言語による音声ガイドの設定も可能です。2020年を見据えた、海外からの利用者にも使いやすいスイッチとして、分かりやすい表示と音声で対応します。

表示フォントやレイアウトを改善!

視力の弱い方にも視認性の高い文字フォントやレイアウトを採用。
目の不自由な方にも認知しやすいように立体絵文字を採用したり、点字もボタン上部に表示したりしています。
また、白と黒のシンプルなカラー設定は、赤緑色覚障がいのある方にも識別しやすい色の組み合わせで、最近の建築やインテリアにも合うデザイン性と視認性の両立を実現しています。

『使いやすさ』はもちろん『導入しやすさ』にも製品開発時から配慮

わずかな力でも反応するボタンを押しやすい位置へ!

開閉ボタンは、直径70mmの大ぶり且つ、わずかな力でも反応するボタンで体力的にハンディキャップのある方でも容易に利用出来る仕様になっています。

さらに、そのつくりを『開ボタン』『点灯パネル』『閉ボタン』それぞれ100mm角の基本モジュールとすることで、縦型だけでなく横型に組み替えて設置することも容易にしました。少しでも押しやすい位置への設置や施工時の柔軟性にも考慮されています。

<NEW> 接触感染対策に最適な非接触操作も可能なタイプをラインアップ追加!

昨今注目を浴びている感染症対策にも対応可能なモデルを追加しました!
これまでタッチする必要があった「開」「閉」ボタンが非接触でも操作可能に。国土交通省のガイドラインにそった「タッチ」でも「手かざし」でもどちらでも操作が可能な仕組みを採用しています。

国土交通省の「公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドライン(バリアフリー整備ガイドライン 旅客施設編)(令和3年3月版)」では、交通機関の旅客施設など不特定多数の方が使用するバリアフリートイレの扉の開閉スイッチを手かざしセンサーにする場合は、手かざしセンサーが使いにくい人もいることから、押しボタン式スイッチを併設することが求められています。

公共施設への新規導入/改修実績も増加

HDS-4iαは交通機関など多くの公共施設での導入が進んでいます。新規での導入はもちろん、自動ドア駆動装置・押ボタンスイッチのみの改修需要も高まっており、そんなお客様のご要望にもきめ細かく対応しています。導入されたお客様からは「改修しやすい!」という声も多くいただいています。

全国100ヶ所以上のサービスステーションへご相談ください。

故障の場合や、アフターサービスに関するご相談は、お客様がお住まいの地域のNABCOの正規販売会社へご連絡ください。
各営業所の連絡先はこちらからご確認ください。

  • 東日本地区コールセンター 0120-0725-86 24時間365日対応東日本地区コールセンター 0120-0725-86 24時間365日対応
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