高齢者、障害者の利用を考慮した設計資料

スライド式自動扉

高齢者、障害者等の通行を考慮し開閉速度センサー等を設定する。

検出装置

  1. 1.面感知
    1. (1)車いすキャスターの着床が、足先端より約55cm後方になるため、キャスターがうまく感知域に乗れるようにスペースをとる。
    2. (2)ゴムマットは摩擦によってつまずきやすくなるので注意する。
    3. (3)アルミマットは、杖が滑りやすいので注意する。

  2. 2.空間感知
    1. (1)送受波器が上部の場合、車いす使用者の足でも感知するよう感知空間を下まで下ろし、視覚障害者が敷居上に立ち止まってもわかるよう、感知空間を戸に接近させる。

  3. 3.線感知
    1. (1)通過速度が極めて遅い下肢障害者は、作動用感知線通過後、安全域まで達する時間を考えて5秒以上とする。
    2. (2)車いす使用者は座位通過であるため投受光機の位置を考慮する。
    3. (3)光線スイッチは、温度変化や直射日光等の影響を受けやすいので注意する。

  4. 4.点感知
    1. (1)上肢、特に指に障害がある人の押しやすい形状のボタンであること
    2. (2)車いす使用者が触れやすいように、戸より後退した位置、また、座位による操作のため、手の届きやすい高さにボタンを付ける。
    3. (3)視覚障害者にとって認知しやすい位置、そのための視覚障害者誘導用ブロック等

  • 参考資料 建築工事監理指針:平成22年版の抜粋

出典:全国自動ドア協会編集「自動ドアの知識」第12版より