
成長を続ける自動ドア市場
1956年に日本初の自動ドアが設置されてから約70年経過しました。現在、国内での自動ドア年間設置台数は13万台を越え、新しく建築される建物への新規導入や、稼働中の装置における部品交換などによって安定した増加を続けています。

技術力により可能性を広げてきた
自動ドアの進化
日本初の自動ドアは空気圧を利用し、センサーに反応して「開く/閉じる」を繰り返すシンプルな機構でした。
技術進歩により複雑な機械制御ができるようになってからは、工場内などで特殊な用途として活用されるようになり、発電所や病院のオペ室など専門性の高い設備として活躍の場を広げていきました。
現在、自動ドアは1000種類以上のバリエーションがあり、皆さんの生活や仕事の効率化を支える必要不可欠な存在となりました。

社会変化に対応し、使命を果たしていく
社会構造の変化に伴い、自動ドアに求められることにも変化が生じています。「セキュリティ」「感染症対策」「CO2削減」など、現在の社会では多くの課題が生じています。これらに対しても自動ドアを活用した対策が進められています。
今後も変化し続ける社会課題に対して自動ドアで解決できることを探求し続けることが当社の使命です。

ロボット社会でも“あたりまえ”になっていく
自動ドア
日本全体で労働者人口の減少が進む中、ロボット導入による省人・無人化対策が加速しています。これに伴い、ロボットの移動を円滑にするインフラとして自動ドアの重要性が高まっています。自動ドアは、ネットワークを通じてロボットが部屋間を移動できるようにすることで、作業効率の向上に貢献し、今後のロボット社会において不可欠な設備の一つとなっています。

今後の社会を自動ドアで支え続ける
今後、社会構造の変化や技術革新により、私たちの生活は大きく変わっていきます。そうした変化の中で、自動ドアに求められる役割や機能も同様に変化が生じていきます。私たちは、業界のリーディングカンパニーとして、自動ドアの需要に応え続ける責任を果たすとともに、自動ドアを通じて社会課題の解決に取り組んでまいります。