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【新規導入】特集

2020.06.15

解決!ナブコ

自動ドアでできる感染症対策とは?
Vol.2「空気感染・飛沫感染」対策

ウイルスや細菌は、さまざまな経路から私たちの口や鼻からのど(気道の粘膜)に入り込んで体の中に侵入します。主な感染経路として、「接触感染」「空気感染」「飛沫感染」「経口感染」などが挙げられます。
それらを防ぐために自動ドアでできることを2回に分けてご紹介します。第2回目は「空気感染」「飛沫感染」についてです。(第1回「接触感染」対策はこちら

自動ドアを設置し区画化(ゾーニング)|空気感染対策

院内感染予防のため、自動ドアで区画を形成。引き代のない廊下には、折戸タイプの自動ドア設置が最適です。

定期的に換気する|空気感染対策

新型コロナウイルス感染症では、室内の密な状況をさけるために、窓およびドアを定期的に開放し、室内の空気を入れ替えることが推奨されております。自動ドアで定期的に換気するために、下記のような仕様にすることもできます。

  • 開放スイッチを設置し、スイッチ操作でドアを開放させる。
  • プログラムタイマーを設置し、一定時間おきに自動でドアを開放させる(例:30分ごとに5分間ドア開放)。
  • その他、特殊制御(例:30分の間に一度もドアが開かなければ、20秒間開放させる)。

いずれの設定も、通常作動(自動開閉)に復旧させる際は、センサーが有効な状態で安全にドアを閉じることができるので安心です。

「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法(厚生労働省)

① 機械換気(空気調和設備、機械換気設備)による方法

・(中略)ビル管理法の考え方に基づく必要換気量(一人あたり毎時30m3)が確保できていることを確認すること。(中略)

② 窓の開放による方法

・換気回数※を毎時2回以上(30分に一回以上、数分間程度、窓を全開する。)とすること。
 ※換気回数とは、部屋の空気がすべて外気と入れ替わる回数をいう。
・空気の流れを作るため、複数の窓がある場合、二方向の壁の窓を開放すること。窓が一つしかない場合は、ドアを開けること。

不要な開閉を減らす|空気感染対策

インフルエンザウイルスなどは乾燥に強いため、感染拡大のために室内を加湿することも大切です。自動ドアの不要な開閉を減らし、外気の侵入を防ぐことで、空調効率を上げるとともに衛生面にも貢献することができます。

◆ecoモード(標準機能)
ドア通過後は早く閉じ始めるので、省エネおよび衛生に貢献します。

◆個別スポット設定(標準機能)
センサーの検知スポットを個別に機能設定することで不要な開閉を減らすことができます。

(不要開閉の要因になる検知スポットをOFFに設定)

◆NATRUS+e(オプション機能)
最新のナブコ自動ドア装置「NATRUS」では、不要開閉を削減させるオプション機能が追加されました。
72個の赤外線スポットにより、「⼈の動く⽅向」×「歩⾏速度」を独⾃のアルゴリズムで解析し、ドアを通過する人、通過しない人を自動ドア自身で判断します。

電動カウンター窓、可動式スクリーンの設置|飛沫感染対策

飛沫感染対策として、受付・守衛室などの電動カウンター窓の設置、レジ・対面カウンターの可動式スクリーン設置もおすすめです。

◆電動カウンター窓の設置 AV70/AV90/AV115/Thermo(オートウィンドウ):商品紹介ページ

室内側のボタン操作一つで窓を電動で上下させることが可能です。任意の高さで止めることができるので、飛沫感染予防対策に貢献します。
設置おすすめ箇所:ドライブスルー商品受け渡し口、守衛室・管理室などのカウンター窓、チケット販売窓口

◆可動式スクリーンの設置例 Café au Lä(カフェオレ):商品紹介ページ
オープンカフェの風よけに使われる可動式のウインドスクリーンですが、飛沫感染予防対策に下記のような使用方法も可能です。
設置おすすめ箇所:レジカウンター、接客カウンター

▼スウェーデンの現地でも紹介されています。