【新規導入】特集

2020.06.15

解決!ナブコ

自動ドアでできる感染症対策とは?
Vol.1「接触感染」対策

ウイルスや細菌は、さまざまな経路から私たちの口や鼻からのど(気道の粘膜)に入り込んで体の中に侵入します。主な感染経路として、「接触感染」「空気感染」「飛沫感染」「経口感染」などが挙げられます。それらを防ぐために自動ドアでできることを2回に分けてご紹介します。
第1回目は「接触感染」についてです。

手動ドアの自動ドア化|接触感染対策

感染症対策はノンコンタクトが基本になります。不特定多数の人が触れる手動ドアのドアノブ、ドアハンドルなどは感染源となる可能性があります。自動ドアはドアに触れずに通行できるため、接触感染のリスクの軽減に貢献することが可能です。

出入口の手動開き戸の自動ドア改修 ←おすすめ!

出入口の手動ドアを自動ドアに改修すれば、手を使わずに通行することが可能になります。重たい手動開き戸を自動ドアにすることで、小さなお子様からお年寄り、お身体の不自由な方まで安全で快適にご利用できます。

<開き戸>

  • ドアが重く、お年寄りや小さな子どもがドアを開けるのが大変そう・・・。
  • 車いすの方やベビーカーを押した方が通りづらい。不便。
  • ドアノブ、ドアハンドルに触れる必要がある。
<自動ドア>

  • 引き戸タイプの自動ドアなら、ドアをよける動作の必要がなく、近づくだけでどなたでも安全に通行することができます。高密度のセンサーで小さなお子様でも安心です。
  • ドアに触れずに通行できるため、衛生的です。

現状のレイアウトに合わせて、様々な自動ドア装置をご提案することが可能です。見積調査は無償で行いますので、まずはご相談ください。

コンパクトな納まりを実現!NATRUS VシリーズHM納まり

改修工事での設置に最適な装置高さ100mmのコンパクトな納まりの自動ドアもおすすめです。

▼ ご紹介リーフレット

手動引き戸の自動化

室内に設置されている手動引き戸も自動ドアに改造することができます。納まりにもよりますが、ドアとサッシを既存利用することで最低限のコストで導入が可能です。

手動開き戸の自動ドア化

室内の手動開き戸も後付けで自動ドア化することができます。アルコール消毒器と連動しドアを開けることも可能です。

▼ GT-710 パワーアシストドア:商品紹介ページ

触れない仕様に変更|接触感染対策

自動ドアが通りや廊下に面して設置してある場合、通行する意思のない人を感知してドアが開いてしまうことがあるため、不要開閉対策として「押しボタン方式(タッチスイッチ)」が採用されることがあります。タッチスイッチ自体は抗菌仕様となっていますが、不特定多数の方が通行するたびに繰り返し押されることを考えると、感染症対策としては少し心配です。そこで「手を触れない(非接触)」仕様への変更をおすすめします。

①タッチスイッチ→非接触(手をかざす)方式に変更

近年設置された自動ドアセンサーには、ドアに手を近づけてドアを開ける「非接触タッチセンサー機能」が標準搭載されています。既設のセンサーの設定変更(※)のみで導入できるため、費用をあまりかけずに対策をとることができます。
※非接触タッチセンサー機能が搭載されているセンサーが対象。作業工賃およびステッカー代は別途必要です。

少額の費用で導入できるこの方式ですが、課題もあります。

◆目の不自由な方や車いすの方にとっては不便

タッチスイッチ自体の問題でもあるのですが、目の不自由な方や車いすの方にとっては不便になってしまいます。
国土交通省のバリアフリー整備ガイドラインでも「自動開閉装置は、車いす使用者や視覚障害者の利用を考慮し、押しボタン式を避け、感知式とする等開閉操作の不要なものとする。」とされています。

◆ドアが開いた後、開きっぱなし。(なかなか閉じない)

ドアが一旦開くと、上部の補助センサーが有効になるため、通路に面した自動ドアなどの場合、横切りする通行者で開きっぱなしになる(なかなか閉じない)という問題もあります。

②タッチスイッチ→動線検知仕様に変更 ←おすすめ!

前述のタッチスイッチ・非接触タッチセンサーの問題点を解決する商品がございます。
それが人の歩く方向を読み取りドアを開ける「動線検知」センサーです。ドアに向かう人にのみ反応し、ドアに向かわない横切り等では反応しないため、不要なドアの開閉がなくなり室内環境を快適に保つことができます。また、タッチ(又は手をかざす)操作がいらないのでバリアフリーも実現できます。

CHECK!NATRUS+eの特長を動画で分かりやすくご紹介

③手かざしセンサー、フットスイッチ設置(病院、食品関連施設向け)

医療関連施設や食品工場など利用者が特定されるエリアの自動ドアには、手をかざして開ける非接触センサー、または足先を差し込んで開けるフットスイッチを壁面に設置することも有効です。

※非接触センサーを複数設置し、人が入室する際は「ドア半開」、ストレッチャーを通す際は「ドア全開」など、作動を切り替えてお使いいただくことも可能です。