【新規導入】特集
2020.04.01
従来のシャッターに代わるパネルドア。「⾼速開閉」「⾼耐久性」「堅牢性」の3つのメリット
これは、金属製ドアの保安性と高速シートドアの機能性を兼ね備えた「スパイラルドア」の開閉速度です。
たとえば高さ4mのドアが2秒で開くといった、まさに超高速といえる開閉が特長です。そしてこのドアのスゴさは速さだけではなく、1年間15万回開閉にも耐えられるという耐久性にもあります。
スパイラルドアの3つの特長
スパイラルドアにはどんな魅力があるのでしょうか?
①超高速開閉
スパイラルドアの最大の特長が、開閉速度の速さ。最高速度が秒速2mなので、一瞬で開くイメージです。開閉速度が速いと、これらのようなメリットがあります。
- ・室内と外気に温度差のある現場では、高速開閉により室内の温度を保ちやすくなる
- ・臭気の強い現場では、臭いを排出しにくくなる
そのため、超高速であることが多岐にわたる特殊な現場での使用にも結び付いていきます。
ちなみに、毎秒2mの開閉速度は、あくまでも最高速度。用途に合わせてスピードを調整することも可能です!
②高耐久性
年間の開閉回数15万回の耐久性を誇るというのもスパイラルドアの魅力。単純に計算しても1日400開閉以上する現場で耐えられるということですね。開閉頻度の高い現場では、この耐久性が大いに活躍するでしょう。
③堅牢性
スパイラルドアは、金属製のパネルを繋げた構造となっています。パネルの素材は、複層アルミ構造なのであらゆることからガードしてくれます。防塵、防虫、耐風圧、断熱などに大きな効果を発揮します。
超高速の秘密は駆動原理にある!
スパイラルドアは、カウンターウエイト方式を採用しています。これは、両サイドの柱に内蔵されたスプリングを緩めたり伸ばしたりすることでドアの超高速開閉をサポートする仕組みです。
ドアが閉まっているときはスプリングを伸ばした状態で待機し、ドアが開くと同時に張り詰めたスプリングを一気に緩めて高速で開放します。
スパイラルドアは、強力なスプリングを緩めたり伸ばしたりしてドアを開閉しています。ドアが閉まっているときは、繋がったパネルを強力なスプリングで伸ばした状態。そして、ドアが開く動作で張り詰めたスプリングを一気に緩め、高速で開放されます。
このとき、開放していくパネルはコンソールと呼ばれる収納スペースに納められます。コンソールの断面は独特の巻取り形状のスパイラル・レール構造になっていて、ローラーがレールを通るので、金属音が出ません。パネル同士が接触することがないため、キズも付かず、速度を落とさずに開閉を行えるのです。
スプリングとレール、それぞれの利点が毎秒2mの超高速開閉を生み出しています。
超高速だからこそ最大限の安全性を!
スパイラルドアでは、最先端の安全システムTLGセンサを装備。ドアの走行レールにいくつもの赤外線センサを設置し、ドアが閉じる際に安全の確認を行います。ドアが下降するときに、何らかの対象物がこの赤外線エリアセンサを遮ると、ドアはすぐさま上昇します。
また、TLGセンサは常に自分でシステムの監視を行っています。万が一、装置の故障が見つかった場合は、ドアは自動では閉鎖しない状態で安全を確保します。
超高速開閉だからこそ、スパイラルドアは安全面にも配慮しています。
▲ガイド支柱部の平断面簡易図(走行ローラの延長線にTLGセンサーを設置し、高度な安全性を確保)
スパイラルドアのメリットがさまざまな現場で活躍!
現在、さまざまな現場で導入されているスパイラルドア。
たとえば、温度管理の厳しい食品加工工場や、臭気対策が必要になる、し尿処理場といった現場でも活用されています。また、マンションの駐車場も、通勤ラッシュ時などに超高速開閉が役立ちます。
スパイラルドアは、幅広い現場でその魅力が生かされているのです!
高速開閉&高耐久性のスパイラルドアが、
作業環境を劇的に変化させます!
「超高速スパイラルドア」の製品詳細はこちら
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