コラム

【リニューアル】コラム

2020.11.11

手動引き戸の非接触自動ドア化など
大規模医療施設での接触感染対策とは?

2020年、世界的な感染症の流行により、人々の行動が新しい生活様式へと変化しています。その影響は『身近な生活習慣の見直し』から『店舗やイベントでの新しい常識』『施設・設備の改修』など多岐に渡ります。

個人の衛生意識もそれに伴い『モノとの接触回避』『手洗いの徹底』『アルコール消毒のこまめな利用』などの意識が高まり、厚生労働省の調査でも「手洗い・うがいやアルコールによる手や指の消毒をしている」という回答は、80%を超える結果*になっております。

『モノとの接触』で代表される【ドアハンドル】

急性期病院の手術室などでは『フットスイッチ連動の自動ドア』が導入されている事も多いですが、大規模医療施設・介護老人施設などでは『半自動ドア(自閉式ドア)』形式が多く、電源不要でゆっくり閉まる/全開放のしやすさなどがその特徴です。

この『半自動ドア(自閉式ドア)』は、医療の現場では『開き戸』に比べ利用者への負担(点滴スタンドを持ちながら歩く患者や車いす利用者、閉まろうとするドアを身体で防いだり・・・)も少なく、バリアフリーの面からも優れたものとして導入されてきました。

しかし、『半自動ドア(自閉式ドア)』はドアハンドルを利用しているため、接触感染対策、院内感染対策の観点から、患者と医療従事者だけでなく、様々な人々が訪れる大型医療施設では手指消毒だけでは限界があり、なるべく『モノとの接触』を減らしたいといった現場の声も聞こえてきています。

さらに、一般の訪問者の衛生意識の変化の結果、『接触に不快感を感じる』方たちが出てきており、『モノとの接触』を減らす要望は多方面から発生するようになってきています。

下記の様な場合もぜひご相談ください!

  • 院内の大部分で引き戸の半自動ドアを導入していて、自動ドア化に興味はあるが工期が心配。
  • 半自動ドアも開閉の時にドアハンドルに触るので、全面自動ドア化も考えているが、どういう導入方法が良いのか分からない。
実は導入しやすい?!
医療現場の手動引き戸の自動ドア化

『半自動ドア』も『自動ドア』も実は吊り下げ型機構のドア

小規模クリニックなどでは、開き戸やタッチスイッチ式自動ドアの設備も多い医療現場ですが、大規模医療施設や介護老人施設などでは、比較的『引き戸』の設備が一般的で、もともと引き戸の引込スペースまで確保されていることが多いです。

また、『半自動ドア(自閉式ドア)』は、上部にドアを吊り下げる構造が納まっていてその吊りレールに自動で閉まる機構が備わっています。『自動ドア』は、ドアそのものが自走していると思っている方も多いのですが、『半自動ドア(自閉式ドア)』同様、モーターやセンサーなどはドア上部に格納されており、その装置からドアが吊り下がっている構造です。

『半自動ドア(自閉式ドア)』の設置されている納まりによってサッシをそのまま利用することで自動ドア化することもでき、その場合導入費用を抑える事ができます。

ミニコラム

窓口常設の飛沫対策に~電動カウンター窓

飛沫対策の一環として、よく設置されている次の2つの対応ですが、ビニールシートを天井から吊り下げたタイプは簡易的な作りの関係上、シート自体の掃除や美観の面からの課題が多く、アクリルパネルやアクリル窓は、掃除や美観の面では比較的優れていますが、窓口で使用する場合、開口部が固定していて柔軟性がないといった課題もあります。

当社が販売する『電動カウンター窓:オートウィンドウ』は、常設設備として、美観を損なうこともありません。室内側のボタン操作一つで窓を電動で上下させることが可能。任意の高さで止めることができるので、その時々にあった柔軟性も持ち合わせてます。

一般的な自動ドア以外の医療施設向け各種商品紹介(一例)

気密性・遮音性に優れた自動ドア

非接触センサー・スイッチ

※その他の非接触スイッチにも対応可能です。詳しくはお問い合わせフォームよりご相談ください。

CHECK!医療施設の狭い通路幅で開口幅を広くとるなら二重引き戸がオススメ!

CHECK!パブリックトイレのユニバーサルデザインスイッチ


参考市場調査データ
*1 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13101.html

最新のコラム

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